私たちの想い
『日々の業務の中で、子どもたちにもっと寄り添いたい』こんなことを感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。丁寧に子どもたちと向き合い、職員同士で協力し合って進めていくことこそが、健全な保育だと考えます。
青い空保育園では、子ども主体の保育を行い、職員が心身ともに健康に働けることを大切にしています。そのため、区の配置基準よりも多めに保育士を配置しています。また、残業や持ち帰り業務の負担軽減やICT化による効率化で、時代に合わせた保育の在り方を追求しています。
人や業務のゆとりが気持ちのゆとりにつながり、そのゆとりがあれば子どもたちと向き合いやりたかった保育にチャレンジできます。保育士の仕事が好きなあなたが、のびのびと働ける環境を応援します。
青い空保育園の始まりは、戦後の劣悪な環境の中、どの子も等しく豊かに育って欲しいと願って地域のお母さんたちが設立した「二子玉川子どもを守る会」が前身です。そこで育まれた家庭的な温かさと、人や地域との助け合い・交流を継承する園として1967年(昭和42年)に誕生したのが青い空保育園。1976年(昭和51年)に社会福祉法人になりました。
創立から50年以上が経過しましたが、その当時の温かさや地域交流は、伝統として続いています。近隣にお住まいの方を園行事にご招待したり、収穫体験では畑を貸していただいたり、まるで「実家」のような強いつながりと温かい雰囲気のもと、地域全体で子どもたちの成長を見守っています。
一方で、組織として健全な経営体制の構築にも注力しており、温かさと企業としての安心感の両立を目指しています。
青い空保育園には、子どもたちのためにチャレンジしたい気持ちがある職員が多いことが特徴です。日ごろから、子どもたちの成長に合わせて「こうしたい」がたくさん飛び交っています。
『生活しやすいように部屋の動線を変えたい』『安全性を考えて古い家具を一新したい』『自分の好きなダンスを子どもたちと一緒に楽しんでみたい』『歌が好きな子が多いクラスなので、一緒に曲を作ってみたい』『広い公園で子どもたちと探検ごっこをしてみたい』『子どもたちが怖がるので、クリスマスにサンタクロースを呼ぶのは止めてみよう』など、新しいアイデアや既存の取り組みの改善などさまざまです。
素敵な「こうしたい」に対しては職員も賛同し、みんなで協力して実現に向けて動いていく風土が根付いています。
“夢”というと大きいものを想像するかもしれませんが、大小は関係ありません。『もっと子どもに寄り添える保育士になりたい』『教えるのが好きなので後輩の教育をしたい』『マネジメントにチャレンジしたい』など、さまざまな夢や目標があっていいのです。
青い空保育園では、一人ひとりが保育士としてありたい姿を実現できるようにサポートしていきます。例えば、新しい保育の方法を学ぶための研修や、リーダーシップを発揮するためのマネジメント研修など、多様な研修プログラムを提供しています。また、個々のキャリアパスに応じたアドバイスを行い、職員が自分のペースで成長できるよう支援します。そうすることで、すべての職員が自分の夢や目標を追い求めながら、安心して働ける環境を整えています。
行事は子どもたちの成長を目に見えて実感できる大切なイベントですが、無理強いをしては意味がありません。青い空保育園では、第一に日常生活での小さな成長の積み重ねを重視します。その上で、成長スピードに合わせて、できる範囲で、無理のない行事をその都度柔軟に考えて取り組みます。
「今できることを、無理なく、楽しく、穏やかに」これがなによりも大切です。
そうすることで、子どもたちと職員への負担を最小限に抑えられます。行事のために子どもたちに無理をさせてまで一生懸命教える必要もありませんし、何日も残業や持ち帰り業務をしてまで準備に取り組むこともありません。
自然体で過ごせる日常の中で子どもたちを見守り、成長した様子をみんなで喜ぶことが、青い空保育園のスタイルです。
青い空保育園が、入職前の選考段階で行っているのが「マッチング実習」です。マッチング実習とは、園で半日保育士として生活することで、一緒に働く職員たちの雰囲気や関係性、子どもたちの様子、保育の進め方などを体感し、理解してもらう場です。ここで家庭的な温かい保育を実感してもらった上で、入職となるので、同じ想いを持った保育士たちが自然と集まっています。
入職後は園内研修で目的・理念を明確化し、全員で同じ方向を目指して進んでいきます。誰かの意見やアイデアに対して、議論やアドバイスはしても、否定はしません。子どもたちのために「もっとこうできたらいいよね」が柔軟に飛び交っており、一人ひとりの個性や想いを尊重し、お互いを尊重し合いながら働いている仲間たちです。